少し前までは、中高生を始め小学生までもが出会い系を利用していることが問題視されていましたが、最近では今までに比べ比較的年齢層の高い層(30・40代以上)が増えているようです。これは、出会い系が大衆文化として浸透したということや、パソコンや携帯の一般化といった要因も関係しているようです。が、人と人との繋がりが多様化・希薄化していることの象徴のようにも思えます。
またこういった現象に伴い、女性が男性に金銭を支払って交際する「逆援助交際」や家庭を持っているために弱みを握られる「出会い系詐欺」も蔓延しています。様々な年齢層の方が登録することによって、出会い系の楽しみも増えるわけですが、それに伴うデメリットもきちんと把握しておきたいものですね。
◆【オトコ魂】出会い系サイトが高年齢化
「出会い系サイトのユーザーが高年齢化している」そう語るのは、出会い系サイトを運営する会社の取締役をつとめる里中氏(38)だ。出会い系サイトを運営する会社の大半は、そのほかにも様々なインターネットを利用したサービスを提供しているという。(ただし、他事業との兼ね合いから、名目上は出会い系サイトを運営する会社だけを別会社とするのが一般的だそうだ)
同社が出会い系サイトの運営をはじめたのは、90年代の終わり。まだ、ITバブルが崩壊する前のことである。「当時、出会い系サイトのユーザーは20代前半がほとんどでした。オトコもオンナも気軽に投稿し合い、出会いの場としていました。まだ黎明期のことですから、本当に気軽に利用できる出会いの場といった感じでした。しかし、2000年を過ぎたあたりから年配の方もインターネットを利用するようになりました。それによって出会い系サイトもどんどん増加していきます。けど、そんな最中にITバブルが崩壊。良質なサイトも、悪質なサイトも大ダメージをこうむり、生き残ったサイトは顧客を奪い合うために様々な戦略に出ます。そうした中で、若い子はモバイルの方へ流れ、PCによる出会い系サイトのユーザーは30代の『ある程度マニアックな方々』がほとんどになったのです」
同社のユーザでは、利用者の半分以上が30代の独身男性だという。しかも、大部分が出会い系サイトのウラ情報をつかみ、なんとか「サクラ」を回避して、「本物」をつかもうとする人々だそうだ。出会い系サイトの定番である「サクラの女の子」「キャラ作り」「じらしてお金を巻き上げる」といった戦略を熟知しながら、出会いを探そうとしているのだという。
「ユーザーは出会い系サイトにサクラがあふれていることを知っています。それでも利用するのは二つの理由が考えられるからです。一つは、それほどまで出会いの場がないということ。もう一つが、サイト運営会社側がつくる『キャラ(仮想の女の子をつくり、ユーザーとやりとりさせる。大半がアルバイトのフリーターや学生がやっている)』とのやりとりに楽しみを見出していることです。後者は意外に多いですね。『こんなキャラを見つけました』とか『こんなキャラに注意』といった情報を集めているサイトまであるぐらいですから」
出会い系サイトで30代の独身男性が「キャラ」にまどわされている、といえば、物悲しいイメージがある。しかし、いまの男性はその「キャラ」とのやりとりまでもを楽しんでいるらしい。
「このせいで、婚姻の平均年齢が上がらなければいいんですけどね」と里中氏は苦笑した。
2008/03/11 livedoorニュース より
◆「出会い系でもいい」――恋人欲しい30代
出会い系サイトの利用理由として「恋人が欲しい」を挙げる人が、30代だけ突出して多かった。調査担当者は「結婚に焦っているのか30代。出会い系でよいのか30代」などとコメントしている。
恋人が欲しくて出会い系サイトを利用する人は、30代だけ突出して多い――アイシェアの出会い系サイトに関する調査で、恋人作りに焦る30代の姿が浮き彫りになった。
調査は、10月4日から7日にかけ、同社のメール転送サービスを利用している10代から40代のユーザーを対象に、ネット上で行った。有効回答数は1525で、男性47.1%、女性52.9%。
出会い系を利用したことのあるユーザーは、全体の18.7%いた。利用経験者のうち、サイトを通じて見知らぬ人とメル友になったり、実際に会った経験を持つ人は81.3%いた。
出会い系の利用目的を聞いたところ「恋人が欲しい」を挙げたのは、10代が9.1%、20代が2.1%、30代が23.9%、40代が7.9%と、30 代だけ突出して多かった。同社は「結婚に焦っているのか30代。出会い系でよいのか30代。そんな空しさも禁じえないくらい、出会い系の浸透ぶりこそがむしろさみしい」とコメントしている。
出会い系と思われる迷惑メールのURLをクリックしたことがある人の割合は、女性は全世代とも1けた代なのに対して、男性は10代が14.3%、 20代が20%、30代が30.5%、40代は16.6%と、全世代2けた台だった。「彼らはおのれのうかつな行動により、ワンクリック詐欺の危険にさらされてしまう」(同社)
クリック経験のある男性は年齢が上がる毎に増えている。「なぜ年齢を重ねるごとにクリックしてしまうのか、それは、やはりさみしいからだ。ここで、年をとるごとにさみしくなっていく男性の実態が明らかになった」(同社)
(一部略)
2005/10/17 ITmediaニュース より
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