出会い系に関する法律・事件を網羅!実録!出会い系サイト事件簿

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増える出会い系詐欺

◆30代女性ばかり狙う結婚詐欺師逮捕 出会い系サイトで医者名乗り

「結婚しよう」などといって、出会い系サイトで知り合った女性から現金をだまし取ったとして、警視庁大崎署は8日、住所不定、無職、河田高広容疑者(39)=別の詐欺容疑で逮捕=を再逮捕した。

調べでは、河田容疑者は平成19年4月ごろから20年3月ごろまでの間、元医師と名乗り、出会い系サイトで知り合った会社員の女性(37)に、「祖父が新潟で旅館をやっているが相続税がかかる。この件が片づいたら結婚しよう」などと偽って、十数回にわたって現金計675万円をだまし取った疑い。「金は生活費や遊興費に使った」と供述している。

河田容疑者は19年11月から12月にかけて、医者と名乗り、出会い系サイトで知り合った30代の女性から約600万円を詐取したとして4月に逮捕されていた。同署でさらに余罪を追及する。

2008/05/08 産経ニュース より

◆Yahoo! JAPANとLunascape、フィッシングを防止する新技術の公開テストを開始

ヤフー(株)とLunascape(株)は25日、フィッシング詐欺を防止する新認証技術の公開テストを開始した。今回テストされる新認証技術は、ヤフー社と独立行政法人産業技術総合研究所が共同で研究していたもので、Lunascape社が開発した「Lunascape for Yahoo!オークション」v2.0に搭載されている。同ソフトは現在Yahoo! JAPANのWebサイトからダウンロードでき、テストには誰でも参加可能。

テストは「Lunascape for Yahoo!オークション」v2.0をインストールし、テスト専用のWebページを表示して行う。テスト専用ページへアクセスするとアドレスバーにログインID・パスワードの入力欄とログインボタンが現れる。ここからログインした場合、フィッシング詐欺サイトではログインに失敗する。

このとき、パスワードは特殊な方法で加工されたうえで送信され、サーバーとWebブラウザー間で相互に認証が行われる仕組みで、パスワードが盗まれることがないという。

なお、テスト専用ページからログインできるページは、“お試し版Yahoo!オークション”となっており、実際のオークションに参加することはできない。Yahoo!オークションを利用したい場合は通常のログインページからログインしよう。

2008/06/25 Yahoo!ニュース より

◆ネット犯罪/抑止は危うさの認識から

インターネットが、この十年で爆発的に普及した。日本のネット利用者は八千万人を超え、利用者数では米国、中国に次いで世界第三位のネット大国である。

それに伴い、ネットを悪用した「ネット犯罪」も確実に増えている。警察庁によると、昨年検挙されたネット犯罪は三千百六十一件で、前年より52%増えた。五年前と比べると二倍以上の件数だ。

そうしたネットの影が、社会に不安を広げている。新たな脅威にしないよう、効果的な対策に取り組むべきときである。

そうした状況を踏まえ、今年度の警察白書はネット犯罪を特集した。社会全体でどう対処するか、議論を呼びかける内容だ。

ネットでは、場所や時間を気にせず、だれもが自由に情報を交換できる。顔が見えない匿名性も魅力といえるだろう。

そうした「自由」を、犯罪者は隠れミノとして利用しようとする。

ネット上のオークションでは、金をだまし取る詐欺事件が後を絶たない。

最近では、さらに複雑な「フィッシング詐欺」と呼ばれる手口も登場している。偽のオークションのホームページを作ってID(登録名)やパスワードを入力させ、そのIDなどで他人になりすまし、本物のオークションで金をだまし取る犯行だ。

五月には、東京を拠点にしたフィッシング詐欺団八人が逮捕された。被害は約七百人、被害総額は一億円とみられる。

ネット犯罪の約半数が、こうした金銭目的の詐欺事件だ。だが、児童ポルノなどの違法なわいせつ情報も氾濫し、出会い系サイトに絡む殺人などの凶悪犯罪も発生している。自殺系サイトなど、事件につながりかねないサイトもある。

全国の警察は、ネットに常時目を光らせる「サイバー(コンピューター空間の)パトロール」に力をいれている。

しかし、その警察からファイル交換ソフトとウイルス感染によって捜査情報が相次いでネット上に流出した。情報社会の落とし穴を際立たせた事態といえる。

ネットは、実社会の暗部も映し出す。最近では、破壊用ソフトで公共機関などのシステムを攻撃する「サイバーテロ」への備えも課題とされるようになった。

情報通信技術の進歩は目まぐるしく、対策は後追いにならざるを得ない。白書がいうように、ネットの安全が警察だけでは保てないことも事実だろう。

自由な仮想空間には危険も潜む。そのことをだれもが認識することによって、抑止の出発点に着くことができる。

2006/08/13 神戸新聞 より