◆有害サイト規制法、成立
青少年をインターネットの有害情報から守る規制法が11日午前、参院本会議で賛成多数で可決され、成立した。
新法は、18歳未満の青少年が出会い系サイトなどに接続できなくする「フィルタリング(選別)サービス」の提供を携帯電話会社とパソコンメーカーに義務付けた。実際に利用するかどうかは現状通り保護者が選択できる。
サイトの有害性の判断は民間の第三者機関に委ね、国の関与を排除した。有害情報の閲覧防止は努力義務にとどめ、サーバー管理者には削除義務を規定しなかった。
2008/06/11 YOMIURI ONLINE より
◆携帯閲覧制限:保護者判断でサイト選別 新サービス導入へ
18歳未満の青少年がインターネット上の有害情報を閲覧できないようにするフィルタリング(閲覧制限)サービスについて、NTTドコモとKDDIは子供の成長などに合わせ、保護者の判断で閲覧できるサイトを選べる新サービスを来年1月に始める方針を固めた。子供の成長に応じたきめ細かい閲覧制限の導入により、携帯電話の安全性と利便性の両立を図るのが狙い。ソフトバンクモバイルも同様のサービスを検討している。
現行の各携帯電話会社の閲覧制限は、一律の基準でサイトを選別するため、小学生から高校生まで同じ閲覧制限となり、保護者らから「子供の成長段階に合わせ、閲覧できる情報を選べるようにしてほしい」という要望が上がっていた。
新サービスは携帯電話会社が有害と思われるサイトの選択肢を示し、保護者がその中から閲覧制限をはずすものを選ぶ。現在は▽携帯小説▽漫画などの電子書籍▽自治体の防災ブログ▽寺院や政党のサイト▽会員限定で情報交換を行うSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のコミュニティーサイト――などは閲覧できないが、新サービスでは制限をはずせば閲覧が可能となる。
出会い系サイトなど有害サイトで子供が事件に巻き込まれる事例が多発したため、携帯電話各社は今年1月から、18歳未満の新規契約には閲覧制限を原則として導入した。11日成立した青少年への有害インターネット情報規制法(有害サイト規制法)が施行されると、閲覧制限は義務化され、民間の第三者機関が有害情報を判断することになる。ドコモとKDDIは閲覧制限に第三者機関の判断のほか、保護者の考えを反映させるサービスを自主的に取り入れることで、国の規制強化の動きをけん制する狙いもある。
2008/06/18 毎日jp より
◆携帯電話で「出会い系」受信 中3女子3分の1/高3では半数
出会い系メールが携帯電話を持つ中3女子の3人に1人、高3女子の半数に届いていることが18日、県が実施した携帯電話などの利用状況アンケートから分かった。
アンケートは1〜3月、県内の公立小・中学生、高校生を対象に実施した。
携帯電話の所有率は、小学生(4年と6年のみ)が37.5%、中学生は76.2%、高校生は96.5%。すべての学年で女子が男子を上回った。
小4以外を除き携帯電話の第1目的は電子メールで、1日の送受信回数は小学6年生が「6〜10回」、中学3年生が「16〜20回」、高校3年生が「11〜15回」が最も多かった。
携帯を所有する女子のうち、パソコンへの着信も含め、出会い系サイトから電子メールが届いた割合は、小6が12.6%、中3で33.1%、高3で49.0%。県は「自分から登録したケースや知らずにアドレスを知られてしまったケースがある」と推測。出会い系で知り合った人に実際に会った女子は1%未満だった。
2008/06/19 MSN産経ニュース より
フィルタリングとは、有害サイトに未成年の持つ携帯電話からアクセスできないようにするシステムです。未成年が新規加入する携帯電話には、親権者が承諾しない限りフィルターが漏れなくセットされます。
そんなフィルタリングですが、これは真面目に出会い系を利用している大人にとっては吉報なんです。今までは、望んでもいないのに未成年とやり取りができてしまったり、知らず知らずの内に未成年と連絡してしまったり、興味のある大人にとっては危険な誘惑であったりと、未成年が携帯電話で自由にどんなサイトでもアクセスできるという状況は両者ともに危険をはらんでいたわけです。
しかし、こうしてフィルタリングにより未成年が犯罪に巻き込まれることも減る上に、大人の利用者も危ない目に遭わずに済むことになります。お互いの安全のためにも必要な措置であると言えるでしょう。
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